TuneCore Japan 利用アーティストへの総還元額が55億円を突破、前年比168%と7年連続で増加

2019年4月25日 18:46
TuneCore Japan 利用アーティストへの総還元額が55億円を突破、前年比168%と7年連続で増加


デジタル音楽ディストリビューションサービス・TuneCore Japanによるアーティストへの還元額が55億円を突破した。2018年度では約25億円(前年比168%)をアーティストに還元しており、サービス開始から7年連続で増加している。

先日一般社団法人日本レコード協会が発表した国内の2018年音楽配信売上は645億円(前年比113%)、またIFPIが発表したグローバルの音楽市場レベニューは191億USドル(前年比109%)と、国内外のデジタル音楽市場は好調となっている。

日本の音楽市場全体では前年比95%と下降が続いているダウンロードも、TuneCore Japanでは前年比127%、YouTubeコンテンツ収益化サービス(アドストリーミング)は前年比302%、2018年にサービスインしたミュージックビデオの配信サービス(VideoKicks)も好調に推移しており、全体的に上昇している。

そのなかでも、国内外でストリーミング配信の存在感が年々増しており、IFPIの発表では、世界の課金利用者は2億5000万人に到達。国内では349億円(前年比133%)、海外では89億USドル(前年比134%)と大きく数値を伸ばしており、TuneCore Japan利用アーティストの2018年度のストリーミング収益も同様に、約17億円(前年比201%)とそれを上回る成長率を達成している。

国内最大手と言われるApple Music以外の各ストリーミングサービスからの収益も同様に増えており、LINE MUSIC、Spotifyは前年比300%以上、AWAも前年比250%と増加している。Amazon Music Unlimited、YouTube Musicなど比較的新しいサービスからの収益も順調に増加しており、今後もさらなる成長が見込めそうだ。

2018年は、t-Ace、BAD HOP、AYA a.k.a PANDAを筆頭に、HIPHOP/RAPジャンルが若年層を中心にストリーミングサービスでは伸びており、レペゼン地球、Eve、バルーン、Kizuna AIなど、ネットを中心に活動するアーティストも成功を収めている。

さらに、THE XXXXXX、東京ゲゲゲイ、ReNなど様々なジャンルのアーティストの国内での活躍も目立ち、独立系アーティストでありながらスマートURL機能 “LinkCore”を使ってSNSで拡散することで、各配信サービスでのチャートインや、その後のメジャーデビューなどにつながる実績が多数出てきている。

また、AppleのCMに抜擢されたMom、世界11組しかいないYouTube Music FoundryにピックアップされたACE COLLECTION、当サービスのCM動画に起用されているNewspeakなど期待の次世代アーティストも急増している。

海外売り上げからの累計アーティスト還元額は全体の約6.7%、還元額は1.66億円(前年比181%)となっている。2018年の海外からの還元額の成長は、昨年より引続き好調の小瀬村晶、KOHHなどに加えてCIRRRCLE、高田雅史やMili、MARETUをはじめとする、海外からの視聴数を獲得する新たなアーティストの活躍が出てきたことが要因として考えられる。

また、J-POPの1060曲が68カ国、アニメ/ゲームの651曲が69カ国、ヒップホップの192曲が34カ国で一部配信ストアのジャンル別TOP10入りを果たし、日本アーティストの海外でのチャートインも、着実に増えてきている。

TuneCore Japanは、引続き国内外の配信ストアを拡大していくとともに、次世代アーティストがデジタル音楽を最大限に活用し、海外進出への足がかりを掴めるようサービスの提供を続けていくとしている。