【特別対談4】 日本の音楽業界、タイムリミットは2年

2012年10月3日 2:15

今年6月からスタートした榎本幹朗氏の連載企画『未来は音楽が連れてくる』が、Spotifyの章を終えたことを受け、筆者である榎本氏と、株式会社リアルロックス代表であり、400組超のアーティストの作品を世界中にディストリビュートする青木高貴氏、Musicman-NETを代表して、エフ・ビー・コミュニケーションズ株式会社 屋代卓也氏、株式会社マグネット 山浦正彦氏が参加した特別座談会が開かれた。連載が始まってからの読者・業界関係者の反応や、榎本氏が連載を通して伝えたかった深意、さらに今後の展開などが語られた。

榎本 幹朗
榎本 幹朗(えのもと・みきろう)
1974年 東京都生
上智大学英文科出身。大学在学中から映像、音楽、ウェブのクリエイターとして仕事を開始。2000年、スペースシャワーTVとJ-Wave, FM802、ZIP-FM, North Wave, cross fmが連動した音楽ポータル「ビートリップ」にて、クロスメディア型のライブ・ストリーミング番組などを企画・制作。2003年、ぴあ社に入社。モバイル・メディアのプロデューサーを経て独立。現在は、エンタメ系の新規事業開発やメディア系のコンサルティングを中心に活動中。
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青木 高貴
青木 高貴(あおき・たかよし) 株式会社リアルロックス代表
学生時代に出会った木根尚登、宇都宮隆がプロデビューを目指し結成したロックバンド「スピードウェイ」のマネージャーとなる。その後、小室哲哉が参加し「TM NETWORK」を結成。1984年にEPICソニーからデビューした彼らを、マネージャーとして陰で支えた。「TM NETWORK」解散後は、宇都宮隆、木根尚登、葛城哲哉のソロデビュー、浅倉大介のユニットaccessなどを手掛ける。1996年、木根尚登、宇都宮隆の独立を機に、葛城哲哉、浅倉大介とともに株式会社リアルロックスを設立。その後、TM Revolution、岡村靖幸、宮本浩次、馬場一嘉などのプロデュースやマネジメントを手掛ける。2009年、iTunes Storeとパートナーレーベル契約を締結。現在は音楽ストリーミングステーション「MUMIX.net」を運営し、400組超のアーティストの作品を世界中にディストリビュートしている。
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アーティストへの分配

 

榎本:あともうひとつ、補足用に創ったロジックがあって。「PandoraやSpotifyの楽曲使用料って雀の涙だから、CDのかわりにそっちが増えたらたいへんなことになる」って反対意見があるんで検証してみたんです。まず、ラジオを聴いている時間、アメリカだと一日平均で96分。これが全部Pandoraになると一人あたり一年で12ドル、レコード産業に払ってくれるんですよ。

CDとmp3を聴いている時間が平均で48分/日。出回ってる情報の中でも低めの楽曲使用料を使っても、Spotifyだと一人あたり一年で16ドル、レコード産業に払ってくれるんですね。合わせると28ドル/年で、ちょうどアメリカ人がレコード産業に払ってるお金が一人あたり14ドル/年なんで倍になるんです。ちょうど黄金期だった2000年ぐらいの水準です。

実際にはSpotifyって一人あたりCDアルバム4〜5枚分の売上を建ててるんで、本当はもっといいですが、Spotifyに不利な情報を使っても「雀の涙」にはならなかったです。で、実際儲かってる証拠というのが「スウェーデンの今年に入ってからのレコード産業売上プラス30%」という数字ですね。

青木:これってアーティストはどうなってます? 日本のレコード業界って、アーティスト印税が大体1%なんですよ。

榎本:「日本だとメーカーが事務所経由で新人に給料を出す仕組みもありますし、海外と慣習が違う」という話もあります。

ただ、少なくともイギリスのPRS(JASRACに相当)からアーティストに行ったお金は去年、デジタル売上が伸びたおかげで上がったんですよ。レコード売上全体は下がったのにも関わらず。イギリスは今年、デジタルが物理を逆転して売上全体も上がってますので、著作権印税はもっと上がるはずです。著作権印税とアーティスト印税は違いますけど、少なくとも比例してるはずなんでイギリスではアーティスト印税も上がっているかと…。

青木:(デジタルが伸びると)売上が上がるじゃないですか。でもアーティストの取り分は増えないという説があります。

ーーアーティストの取り分は増えない?

青木:そう!

ーーレコード会社の取り分が増えても?

青木:はい。僕は実際に契約してたので(笑)。その時に「音楽配信が始まったらこうだ」っていうのも書いてあるので。実際T.M.Revolutionの原盤で、ウチはないんだけど、当時のプロモート印税そのまま残っているので、分かるんですけど、それはかなり良い方の契約なんですよ。それはTM NETWORKという実績を持ってT.M.Revolutionを契約したので、パワープレイで契約した良い立場なんで。でもこんなもんていうのがあるので。そうじゃない人は、リクープするまではほとんど1%のはずなんですよ。それが配信にも適用されちゃっているんですよ。

榎本:うーん。そうなんですよねー。

青木:それひどいんですよ。

榎本:売上回復の希望が見えてくれば「デジタル時代に合わせてみんなで見直そう」という雰囲気も創りやすくなると思ってるんですが…。

ーー小さなレーベルの社長から直接聞いた話しですが、「これ、そのまま絶対に反映しちゃいけない」と思って10倍ぐらいに書き直したそうです。

青木:だから2つあるんですよ。その1%ってあるじゃないですか。もう1つは著作権の方のライフです。いわゆる存続。これも永久に出版権変わらないですから。その2つが日本と欧米で事情が違うんです。

ーーでも、PandoraやSpotifyなどに向けた新しい権利処理が生まれる可能性はあるんじゃないですか?

青木:いや、だけどそれは日本の法律で言うと、上からこうしろという法律ではないので。あくまでも原盤権者と現在の出版社が決める契約ですから。

「だって30年前にあなたは、『将来メディアがありとあらゆるものに変わろうが1%でいい』っていうのに判子押しているじゃん。それから出版権の方は作詞・作曲25%で良くて、出版社が気に入らなくったとしても、死後50年変えられませんよ。それで、あなたが『いい』って判子押してますよ」って言われちゃうわけですよ。これをアメリカのミレニアム法みたいに上からバーンってやってくれたらいいけど。

ーーレーベルによっては存続の期間は、話し合いでいつでも変更できるというところはないんですか? それってお金にならないアーティストは見直してあげるけど、儲かるアーティストはそうしないってことですか?

青木:小室哲哉さんは30年言って誰も受けてくれないって(笑)。
もちろんそういうこともあるでしょうし、現に僕も外してますよ。だけど小室さんとか布袋さんとか、ああいう人たちは外してもらえないわけですよ(笑)。

 

 

タイムリミットはあと2年

 

ーーかわいそうですね。では決め手はどこ? その部分で欧米の事情に近づけるためにはどこから手を付けたらいいのですか?

青木:2つ方法があると思いますよ。三大メジャーあるじゃないですか、あれが日本のレコード会社を全部買ってくれないかなという(笑)。それか、トップダウンによる法律変え。

ーー一番可能性が高そうなのはCDがどんどん売れなくなって、レコード会社の経営が傾いたときじゃないですか? その時に「欧米は上手くやってる。あっちだ」ってことじゃないですか? それには、欧米の成功が、もっと如実にあらわれてくるのを待つしかないと。だとすると説得にあと2〜3年はかかるということですね。

榎本:そう予想してます。

ーー日本は明治維新にしろ、敗戦にしろ、大きな外圧や原爆2発落とされるような衝撃的な事が起こらないと自らはなかなか変革できない。しかし、ひとたび変化が起こると、とても素早くスムーズに事が運ぶ…。

榎本:2年後に一気に動けるよう、今から様々な立場のみなさまと粛々と準備を整えておけば回復が速くなります。

 

 

フリーミアムモデルは、ストリーミングより大事

 

青木:あと、もう1つ、テクニカルな部分で、本当に調べたいし聞いてみたいことがあるのは、みんなよく「今後はストリーミングだ」って言うじゃないですか、僕はちょっと違和感があるんですよ。というのは、サブスクリプションだっていうのは分かるんです。いわゆる定額に行くっていうのは。それと、ストリーミングかどうかっていうのはさほど問題じゃないんじゃないかって思ってるんですよ。サブスクリプションとストリーミングがごっちゃになっている。

僕はフリーミアムのサブスクリプションっていうのは、すごい未来だと思っているんですよ。絶対ここに行くと。ただ、テクニカルな意味でストリーミングにこだわらなくても良いんじゃないのか。それがストリーミングかどうかなんてリスナーは知らなくて良い。

榎本:僕はストリーミングの定額制と、ダウンロードの定額制のふたつが要るだろうと考えてます。例えばイギリスにDrip.fmというのがあって、ちいさなレーベルやプロダクションが定額制ダウンロードをやれるサービスです。

Spotifyはプラットフォームもやってるんで、例えばこのDrip.fmをSpotifyに載せられると売上の積み増しが出来るようになります。まずストリーミング主体の定額制にSpotifyで契約してもらって、そこからお気に入りのアーティストの事務所の定額制ダウンロードも追加で契約するという形ですね。

青木:いや、僕が言っているダウンロードとストリーミングはもっとテクニカルなんですよ。要するにファイルを手元に落としているか、クラウドにあるかはそんなに問題じゃない。

榎本:Spotifyはストリーミングが主体ですが、ダウンロードも併用してます。スマートフォンだと、プレイリスト単位でダウンロードできます。そうでないと、電車とか電波状況の悪い場所で使い物にならないんで。それとPCでもハードディスクの10%をキャッシュに当ててますのでプログレッシブダウンロードと変わらないところがあります。

昔だったらメジャーレーベルもこれに文句を言ったと思うんですね。「ダウンロードもやってるならもうちょっとお金をよこせ」みたいな。でも今はそういう文句は出なくなってるようです。だから特にモバイルに関しては「あんまり関係ないよね」という感じにもうなってます。

青木:PandoraやSpotifyは電波の状況が悪いと途切れますよね。僕はiTunes Matchのすごさって、そこにある気がしたんですよ。あれは全部ダウンロードじゃないですか。自分でストリーミングラジオもやっているんですがイマイチ信用していないんですよ。いつもダウンロードシャッフルの方が良いんじゃないかと思っているんですね。ここに来る間にもストリーミングは必ず切れますが、iPodシャッフルは絶対切れない。

榎本:そうですね。Spotifyの場合、ダウンロードしたプレイリストは途切れないですが、基本はストリーミングなので。もちろんiTunes Matchもプログレッシブ・ダウンロードの最中に電波が悪くなると音が途切れます。それでもiTunes Matchはプログレッシブダウンロードが基本になってるので、技術上、一度聴いた曲なら絶対に途切れないという優位性があります。

青木:だから僕はストリーミングとかダウンロードなんかにこだわる必要ないっていう感じなんですよ。

榎本:今度、iTunes Matchもストリーミングをやるそうなんで、ますますストリーミングかダウンロードかという垣根が無くなってくるのはおっしゃるとおりです。

青木:そうなったらいわゆるサブスクリプションが問題なんであって、ストリーミングとかダウンロードっていう議論は、どうでもいいんじゃないのっていつも思っているですね。

榎本:ストリーミングだとアクセス権のコントロールなんで、違法ダウンロードに強いというのはあります。あとストリーミングを受ける専用アプリを用意してアプリを更新し続けないと再生できなくなるので、クラッキングにも強いというメリットがありますね。

青木:それって、iTunes Matchが毎月入金がなければ切ってしまうことと一緒じゃないですか?年会費じゃないですか。

榎本:なるほど。

青木:だからiTunes Matchで、レコメンドもやってないしシャッフルもやってないけど、そんなのは後でいくらでものっけられるから。アップルはそこまで全部見越してiTunes Matchやってるんじゃないのって思っちゃうくらい信頼感があります。

榎本:これはPandoraの章でも触れるんですが、Appleにはジーニアスエンジンとリスナーの聴取ログがあるんで、AppleがPandoraのようなことをやったらかなりいいものが出来ちゃいます※。ビジネス的にも「PandoraでiTunesの売上が伸びたって事は、AppleがPandoraをやればいいじゃない?」ってなりますので確度は高いかと。
※この対談の後日、米現地時間2012年9月6日にアップルがストリーミングラジオに参入する計画があると報じられた。

 

 

貸しレコードとストリーミング

 

ーー権利処理ってところだとユーザーにとってはストリーミングの方が安いんじゃないですか?

青木:ユーザー・コストですよね。

ーーとあるイベンターの社長にインタビューしたとき、「小さい頃は30cmのLPなんて高くて買えなかった」というんですよ。「おこずかいを貯めて3ヶ月に1枚買うために、何を買うか必死で考えてた」と。それが中学生の頃に、貸しレコード店ができたというのですよ。そしたら買えなかった頃が嘘のように、たくさん音楽が聴けるようになったっていうんですよ。ユーザー側に立つとそういう話なわけですよ。

逆にレコード産業側から見た場合は「貸しレコードはけしからん」となる。「あれが日本の音楽業界をダメにした」ということになるのですが、ユーザー側からしたら「おかげで音楽が山ほど聴けるようになりました」と。それと同じ事がストリーミングで起こると思うのですが。


青木:レコメンデーションして、聴いたこともないような曲をいっぱい聴かせてくれて、心地よく一日中聴いている中で、新しい出会いがあるっていうところまでは100%支持なんです。最高、これが音楽の未来。だけどちょっと待ってって言っているところが、それがストリーミングじゃないとダメなの?っていうところだけなんですよ。別にダウンロードした曲をシャッフルすれば良いんじゃないの?っていう。

ーーiTunes Matchは何でも聴けるんですか?

青木:何でも聴けるわけじゃないけれど、自分が持っているものとか。

ーーやっぱり聴ける音楽が限られちゃうんじゃないですか? 昔やったFMの番組をカセットにいっぱい録って、気になった音楽を貸しレコード屋でたくさん借りてというのが、これからはPandora Radioで聴いて、Spotifyの定額を払うってことじゃないかな。

榎本:以前と違う点はPandoraだとラジオの広告売上の半分がレコード産業にもいくことと、Spotifyもレコード産業への支払いがレンタルというよりむしろ、CDショップ並みにいいことです。

 

 

ストリーミング、ダウンロード、パッケージが共存する未来

 

榎本:僕は「ダウンロード販売が無くなる」とは思ってないんです。パッケージも無くなると思ってないです。ただ、聴き放題のSpotifyが320kbpsの音質でストリーミングする時代なんで、ダウンロードはCD並に音質をしっかり上げないと生き残れないです。それはいちユーザーとしてもそう思う。

青木:そうですね。WAVになればいいですよね。

榎本:WAVの定額配信と、DSDのダウンロード販売の組み合わせかもしれませんね。192khzとかストリーミングに出来ない音質で。「スタジオで録ってる音質で聴けるのなら買い直したいな」と思えるんですけど。

青木:だから、僕の行き着く先は定額のWAVファイルです。もちろんそこにレコメンデーションプレイリストとか、勝手にのっかるのは最高。

榎本:世界では今、フリーミアム配信のSpotifyが席巻しちゃったから、既存の定額制配信が「差別化、どうしようか。どうやって生き残ろうか」って考えてるところです。で、MOGという定額制配信がありますよね。ここをDr. Dreがやってるbeats by Dre社っていう高級ヘッドフォン・メーカーが買収したんですよ。台湾のHTC社の資金力をバックにして。今、若い人たちって高級ヘッドフォンでいい音を聴くというのがブームですよね。

たぶんDreとHTCはその流れを掴みたいと考えていると。高音質の定額制配信サイト、つまり青木さんがおっしゃるような高音質なダウンロードの定額制配信だ、と僕は見てます。それは僕、大賛成です。

青木:最後はどうなるのかな?っていつも想像しているんですが、自分のコレクションは全部WAVなんですよ。CDも全部ブックオフに3000枚くらい売ったんですけど、その時、ハードディスクにAIFFとWAVと半々でしたけど、全部ホームサーバに入れてあるんですね。それで困らないんですよ。

榎本:僕も同じ事やったんですが、困らないですね(笑)。

青木:どの曲を何曲ダウンロードしても月いくらとか年いくらとかに、なるんじゃないの?って最後は思ってます。

榎本:僕らみたいなヘビーな音楽ファンは、フリーミアム配信よりもそっちの方がが最高だと思うんです。だからいろいろなサービスが共存してる未来が来てほしいなと願ってます。SpotifyやPandoraが100%シェアを取るということはありえませんし、パッケージや地上波ラジオが無くなることもありえません。キーワードは共存です。レコード産業の危機は80年前、ラジオが普及した時にもありました。フリーのラジオか、有料のレコードか、ではなく、フリーのラジオとレコードが共存関係を創ったから黄金時代がやってきました。今回も同じです。

青木:パッケージ残るかな?今のアナログ盤みたいになりませんか?

榎本:それに近い形になると思います。コレクターズ魂を満たしてくれる商材。あるいはアーティストとのつながりを物理化したもの。その点からも、現行CDは見直さないと厳しいです。

青木:それだったら全然残ると思います。僕がCD大好き男だったんですよ。TM NETWORKのツアーとかで年間100泊くらいしてましたから。最初はディスクマンだったんですが、ディスクを入れ替えなくちゃならない。それが面倒臭くて、シャッフルができてもバンの中だけなので… それが、DATが出てきてシャッフルが外でも可能になって。僕の周り、みんなDATを持ってたんですね。

榎本:僕もDATWalkmanを愛用してました。SONYのですけど、最高の音質でしたね。

ーーそろそろ時間が来たようなので、榎本さん、まとめていただけますか。

榎本:Spotifyに対する音楽ファンの反応が予想外に大きかったので、まずSpotifyの章から連載を始めましたが、日本でフリーミアム配信は、すぐに手をつけられないかもしれません。だけどこのまま手を拱いてズルズル行くのは、レコード業界、アーティスト、そして音楽ファンすべてが不幸な状態で、先延ばしするほどハードランディングになります。

ここで思い出していただきたいのが、メディアには記録メディアと放送メディアの両方があって、両輪となって音楽ビジネスを創ってきたことです。記録メディアの破壊的イノヴェーションに相当するSpotifyのようなサービスが今むずかしいなら、まずPandoraやVEVOのような放送メディアの革新を進めておくのはいかがでしょうか。

僕の目標は、日本の音楽放送をもういちど活性化することです。Pandoraの章にこれから入りますが、引き続きご愛読のほどよろしくお願いいたします。


次回より新章スタート!
>>次の記事 【連載第23回 アメリカではPandoraがFacebookの次ぐらい使われている】

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著者プロフィール
榎本 幹朗(えのもと・みきろう)

 榎本幹朗

1974年、東京都生まれ。音楽配信の専門家。作家。京都精華大学講師。上智大学英文科中退。在学中からウェブ、映像の制作活動を続ける。2000年に音楽TV局スペースシャワーネットワークの子会社に入社し制作ディレクターに。ライブやフェスの同時送信を毎週手がけ、草創期から音楽ストリーミングの専門家となった。2003年ライブ時代を予見しチケット会社ぴあに移籍後、2005年YouTubeの登場とPandoraの人工知能に衝撃を受け独立。

2012年より『未来は音楽を連れてくる』を連載・刊行している。Spotify、Pandoraをドキュメンタリーとインフォグラフィックの技法を使って詳細に描き、 日本の音楽業界に新しいビジネスモデル、アクセスモデルを提示することになった。 音楽の産業史に詳しく、ラジオの登場でアメリカのレコード産業売上が25分の1になった歴史とインターネット登場時の類似点 や、ソニーやアップルが世界の音楽産業に与えた歴史的影響 を紹介し、経済界にも反響を得た。

寄稿先はYahoo!ニュース、Wired、文藝春秋、プレジデント、NewsPicksなど。取材協力は朝日新聞、Bloomberg、週刊ダイヤモンドなど。ゲスト出演はNHK、テレビ朝日、日本テレビなど。音楽配信、音楽レーベル、オーディオメーカー、広告代理店を顧客に持つコンサルタントとしても活動している 。

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